Google Chromeを使ってWEBサイトのレスポンスを24時間自動計測

~TrafficPatrol2が新たにブラウザGoogle Chromeに対応~

 株式会社フォワードネットワーク(本社:東京都文京区、代表取締役:藤田 一弥、以下 フォワードネットワーク)は、 Webサービスのログイン・検索実行などの一連の操作を実ブラウザで自動実行し、各ページのレスポンス計測を24時間監視するサービス 「Traffic Patrol2」に対し、新たにGoogle Chromeへの対応を行いました。パソコンやタブレットPC、スマートフォンで、Google Chromeブラウザの利用者割合は最も高く、より現実的なレスポンス計測が可能となりました。

サービス紹介サイト: http://www.fward.net/products_20.html

 

■サービスの特徴

 「Traffic Patrol2」は、ブラウザIE(Internet Explorer)を使用し、レスポンス計測/監視を自動で行っていましたが、2022年6月にIEのサービスが終了となるため、IEに替えてGoogle Chromeを使用した24時間監視サービスを、2022年3月から開始いたします。

 Google Chromeは、パソコンやタブレットPC、スマートフォンで最も多くのユーザから使用されており、Javascriptを多用したWEBサイトでも、その動作は非常に安定しています。実ブラウザGoogle Chrome を自動操作してレスポンスを計測するため、エンドユーザー目線の画面表示時間を、24時間計測できます。

 スマートフォン専用サイトの計測も可能で、画面の表示が遅い、あるいはWEBサイトにブラウザがアクセスできない場合などは、メールで通知が可能です。クラウドを使用したWEBサービスが多くなっていますが、サービス監視やレスポンス計測を、外部から行うことにより、より客観的なサービスレベルの評価を行うことができます。

図1 レスポンス計測グラフ(5分間隔 正常時)

water_fall01図2 ウォーターフォールグラフ

 

■シナリオ検証ツールの提供

 「Traffic Patrol2」は、シナリオ(ログイン、検索実行などの一連の操作に対する指示データ)に沿って、Google Chromeを自動操作します。今までは、作成したシナリオが正常に動作するかの事前確認を、システム運用者が行っていました。

 Google Chrome対応後は、作成したシナリオの動きを、ユーザが直接ブラウザ上で確認できる「シナリオ検証ツール」の提供を、新たに開始いたします。「シナリオ検証ツール」を使用することにより、WEBサービス改修時も、ユーザが短時間で正確に、シナリオの作成、動作の事前確認を行うことができるようになります。

 

■IEからGoogle Chromeへの移行

 現在のIE版「Traffic Patrol2」(既存ユーザ)は、3月2022年3月から順次Google Chrome版への移行を進めてまいります。

 

■フォワードネットワークの会社概要

会社名 株式会社フォワードネットワーク
所在地 〒112-0014 東京都文京区関口1丁目47番12号 江戸川橋ビル3F
代表者 代表取締役 藤田 一弥
設立 2004年4月
事業内容 WEBサイトの速度・脆弱性等の品質向上支援
ビッグデータ・非構造化データの蓄積・解析
各種統計解析
(基本統計、検定、多変量解析、機械学習、ベイズ統計)
業務アプリケーション開発・保守
公式ホームページ http://www.fward.net/